2014年11月29日土曜日

茅出し後のオプショナルツアー 沼田から片品へ

11月の雪の中での茅出し終了後、16日、上ノ原の雪景色に別れを惜しみ、オプショナルツアーに出発しました。

途中、上毛高原でもう一人の参加者O島さん、2日間案内をいただくK井さん、と合流し、F岡夫妻も途中までどうこうということで一行8名は、日本ロマンチック街道(国道120号線)を片品方面へ向かいました。
 

最初の訪問場所は、たくさんの種類が並べられたゆば処町田屋です。ここで枝豆豆腐やワサビ豆腐食の試食にあずかりそのおいしさに帰路にも立ち寄りお土産に買うことにしました。

次に訪れたのは、利根沼田の銘酒「左大臣」の酒蔵「大利根酒造」です。ここは今日のメインです。大事な会合を私たちのために早めに切り上げて駆けつけ説明して下さった阿部社長の軽妙な語りに日本酒とその醸造技術の素晴らしさがわかりました。酒蔵の主人の日本酒の飲み方は「純米酒を館で、和み水を飲みながら味わい、量は2合まで」とのこと、うーん!参考になりました。




そして、今夜飲む酒とお土産の酒を購入した一行は宿に向かいました。
この日の宿は、片品村花咲のロッジ大品です。夕食前に花咲温泉「花咲の湯」で疲れた身体を癒し、冷えた身体を温めました。この温泉には、大学生が大勢が合宿で訪れていて活気に満ちあふれていました。
 ロッジ大品の親父さんは話し好きで片品の歴史や文化に詳しく大いに勉強になりました。
また。料理もおいしく、秋の夜長を楽しみました。
 
 翌日17日は、鎌田地区にある「尾瀬豆腐店」を訪れました。ここの豆腐は口コミなどで評判がよく、遠方からも買いに来るとのこと。東京の有名デパートがその評判を聞きつけオファーしたのに断って地元優先を貫く気骨のある社長が経営しています。ちょうど社長がお店に出てこられてお話をうかがうことができました。この地方の産物や自然を大事にしたい、その一つとして味噌桶にこの村の林産物を有効に使いたいとのお話に思わず頷きました。

ここの豆腐は大白大豆を使って作ったもので豆の味が残るコクのある懐かしい味わいのする豆腐でした。

 
 
  さて、本日のメインイベントは、そば打ち体験です。花咲地区にある蕎麦打ち道場「ゆたき」にむかいました。ここで9月に新会員になられた沼田のK原さんと合流しました。
  ご主人の丁寧な指導でそば打ちが始まりました。皆さん経験はあるようですがなかなか思い通りにはいきません。混ぜ、コネ、伸ばし、切りと悪戦苦闘しながらもなんとかそれなりの蕎麦になりました。それを肴に「左大臣」を飲む。どちらもおいしい!!





その後、観光名所、旧利根村の東洋のナイヤガラ「吹割の滝」で雄大な滝と紅葉を見て、お約束通りゆば処町田屋でお土産を買い、途中、花みつばち館のはちみつを購入し、
最後は沼田市上久屋地区の元蚕屋敷のリンゴ農家を訪ねておいしいフジをごちそうになりました。

 
 
 

今回の、オプションツアーは、利根沼田地区と名士を知りつくし、郷土をこよなく愛されているK産業社長K井さんにアレンジしていただき、普段、行かない武尊山麓のもうひとつの面でである片品や沼田の風景・文化にふれ、元気な地元企業とその経営者にお会いできて本当に有意義で、
ますます奥利根地域にかかわりを深めたくなるような旅でした。
本当に有難うございました。

文責 草野

 




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