2024年12月20日金曜日

森林塾青水が第62回社会貢献者表彰を受賞 -3代塾長揃踏みで式典に出席-

 一昨年の茅刈りの時だったろうか日光茅ボッチの会代表の飯村さんから「社会貢献者表彰(茅ボッチの会は第58回で受賞)というのがあるので森林塾青水を推薦したいのですがよろしいでしょか」との打診を受けて北山塾長が公益法人社会貢献支援財団に申請していたところ、昨年8月栄誉ある賞の受賞決定の通知を受け取りました。財団の担当者が2024年の野焼きを視察されて我々の活動がこの栄誉にふさわしいかどうかを見ていただき、こちらとしては好印象を得たと思ってはいたもののこの朗報に小躍りし、推薦していただいた飯村さんに感謝・感謝・感謝でした。

 社会貢献者表彰とは公益財団法人社会貢献支援財団が、人びとや社会のためにつくされた方を表彰し、日本財団賞が贈られるもので表彰は年2回行われます。

 対象者は広く社会の各分野において、社会と人々の安寧と幸福のために尽くし、顕著な功績を挙げながら報われる機会の少なかった方々を対象としています。候補者は、自薦他薦を問わず広く一般に公募され、年齢・職業・性別・信条・国籍などによる差別はありません。そして表彰対象者には、賞状及び日本財団賞(賞金)が贈られます。

https://www.fesco.or.jp/award/index.php 🔎社会貢献者表彰

第62回の表彰式は昨年末、12月1,2日に「帝国ホテル東京」で挙行されました。推薦された団体・個人は200以上、60が一次審査に、最終受賞者は30団体、うち、自然系が3団体、そのほかはほとんどが福祉系でした。

式には1団体4人まで出席(宿泊を含む)出来ます。さて誰を・・・・、現塾長は当然として、幹事会において若手幹事から次代を託す中心人物の藤岡和子副塾長が指名され、ちょうど20周年記念の年でもあり初代・2代目・3代目塾長で揃踏みでという事になったのですが晴れがましいところ苦手で「帝国ホテル」と聞いて怖気づいて一旦は辞退したものの清水さんの揃踏みで栄誉を受けようとのお勧めもあって2代目の私も出席することになりました。

初日は受賞者懇談会がありました。この中で各団体がそれぞれの活動を1分間で自己紹介する場面があり、青水は所用で遅れてくる北山塾長に代わり若きエースの藤岡さんが飲水思源を合言葉に茅場の再生・保全に取り組む意義や成果を堂々と語ってくれた時には思わず涙ぐんでしまいました。

懇親会々場の様子

表彰団体の紹介ビデオ

藤岡副塾長のスピーチ


堂々のスピーチ


その後、夕食会が行われ帝国ホテルのフランス料理をおいしくいただきました。

ワインも格別


19時に解散後、3人で当ホテルのバーを冒険をしましたが場違いな雰囲気にお酒を味あう余裕はなく、その後合流した北山さんと有楽町の居酒屋で飲みなおしました。

帝国ホテルのバーの雰囲気


帝国ホテルの部屋で一夜を過ごし、朝食は皇居前広場と日比谷公園が眺望できるビュッフェ(ちなみにバイキングという食事スタイルは帝国ホテルが発祥の地)で大満足の朝食を済ませせた後、2日目の式典に臨みました。

朝食会場のビュッフェからの眺望

式典は10時からで、堂々の入賞者入場で式典が始まり、安部昭恵会長挨拶、表彰状授与、受賞者代表謝辞、笹川陽平日本財団会長の祝辞が続き、内館牧子選考委員長の乾杯で祝賀会(昼食会)となりました。

会場の展示パネル 青水は2段目左から3番目


初代塾長(元祖飲水思源)

2代目


表彰状を手にした3代目




次世代の担い手

表彰状


祝賀会では各団体のビデオ紹介や佐藤ひらりさんの澄みきった歌声とピアノ演奏の記念コンサートが花を添えました。

祝賀会

お料理のひとつ


今回の表彰は上ノ原着手20年を迎えた塾にとって利根川源流の目立たないところで地道に茅場の再生・保全活動を継続したことが認められという機を得た大変うれしい吉事となりました。初代塾長清水さん、3代目北山さん、そして私にとっても塾長としてその一端を担ったことに誇りを感じています。

これも会員の皆様や藤原集落の皆さん、みなかみ町役場の見返りを求めない献身的なご協力の賜物です。改めて皆様に心から御礼申し上げますとともにこれからの森林塾青水へのご協力をお願いいたします。

                       報告 草野

 

表彰式の様子は下記のサイトからも見られます。

第62 社会貢献者表彰式典 : 公益財団法人 社会貢献支援財団


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