2009年9月1日火曜日

恒例「藤原夏巡業」の思い出

―『飲水思源』の旅をする少女と感動的な出会い―

今年も藤原集落を巡り歩く一人旅を楽しんできた。これまでは、諏訪神社夏祭りをはさむ8月17日前後3日間にしていたが、今年は藤原区民祭り・湖畔の花火大会・藤原湖マラソン大会とつづく21日~23日・2泊3日の日程とした。例によって、上ノ原の散策や集落のあちこちの古老宅や峠道をてくてく訪ね歩くマイペースの旅。今年も、楽しい出会いや嬉しいことが沢山あったが、忘れがたい出会いひとつだけ記しておきたい。







21日夜、民宿「吉野屋」の夕食の席で木内ファミリーと一緒になった。聞けば、長女の梨恵ちゃん(和光市内の小学4年生)が「水道の蛇口の先を訪ねて確かめてみたい」と言い出したことがきっかけで、夏休みの家族旅行先を利根川水源のここ「みなかみ町藤原」にされた由。正に、我々森林塾青水の合言葉『飲水思源』の旅そのものずばりではないか! すっかり嬉しくなり即、ご家族4人と意気投合。翌朝、早起きを厭わぬ皆さんを朝露の上ノ原にご案内。十郎太の泉からスタート、沢沿いに草原の小道をゆっくり登る。ハギ、ススキ、オミナエシの秋の七草3点セットがにこやかに歓迎してくれた。 

 柞(ははそ)の泉でこんこんと湧き出る水源の一滴を味わってもらった。水温8℃。「冷たい、美味しい!」とたいへん喜んでいただいた。広場に戻って、『飲水思源』の門柱を囲んで納得・満足の記念撮影。小生も嬉しかった。こんな感動的な出会いは、もう二度とないであろう。 09.9.1清水(記)

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