2011年1月27日木曜日

雪のアート作品:藤原は墨絵の世界でした

「沼田賞」受賞式の翌1月23日から2泊3日、雪の藤原で骨休めをしてきた。昼間はかんじき雪原トレッキング、あとは読書と温泉三昧。
宿をとった湯ノ小屋集落は海抜830~850㍍。もちろん、一面の銀世界。窓外の景色はまるで墨絵の世界。
貯木場跡の十二神社(山の神)の鳥居が、もう少しで雪に埋まる程度の積雪。
脇に立っている人物の身長からして、積雪は170~180㎝位か。
24日午前10時の気温はマイナス4度。さらさらの粉雪(パウダースノウ)が降りやんだ晴れ間、湯ノ小屋川の表情に思わず見惚れた。
天然自然の造形美というべきか。雪のアート作品に美の極致を見る思いだった。日のあたる雪原の斜面に目をやると、黒い点のようなものが蠢いていた。ルーペで覗いてみると、ほのかに緑かかった雪虫くん(?)
春とまちがえて、どこかの穴から這い出てきたのか。
日がな一日何もしないでも飽きることのない雪の藤原。明日の元気をいただいた。感謝。

2011.1.26(清水)

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