2015年5月26日火曜日

茅株植栽を実施しました

上ノ原のススキが衰退気味なことはたびたび話題にしていますが自然の成り行きなのか、何か原因があるのかその原因と対策はまだ見いだせていません。
 対策として、昨年から茅株の移植を行っています。防火帯にある茅株を掘り起し、ススキが後退しているところに伊勢神宮茅場の方法を御手本にして植栽することを試しています。
 昨年は16株ほど植栽したところ、活着はほぼ100%でしたが生育については移植したばかりでは成果はわかりません。
 今年は5月25日、20株ほどを昨年の植栽の間に高密度に植栽しました。
この一帯は野芝や雑草が増えているところです。何年か先、ススキが優先する状態にしたいものです。
この日の上ノ原は野焼きの後の生育の良い緑のススキと発芽がまだらな野焼きをしていない個所がはっきりとわかる風景で、ワラビが少し生えていました。
周囲ではミズキの白い花が真っ盛りでした。
 作業は、忙しい中、地元の吉野さんに手伝っていただき軽トラも提供していただきました。移植する茅株は、ゴルフ場管理棟の近くの防火帯の中の株をヤマグワで掘り起し、植栽箇所に運び、株に合わせて穴を掘り、土をかけ足で踏みつけます。
作業は1時間半ほどで済みました。植栽箇所には青いテープが張ってありますので上ノ原に行かれたらご覧ください。
私の頭の中では一面のススキになったイメージになっていますが、果たして・・・・


                                                    草野記  

野焼きの跡がくっきり
 
 
ヤマグワを使って
 
移植する茅株

植栽箇所

上ノ原はミズキの花盛り


 


      

0 件のコメント:

コメントを投稿