2016年1月15日金曜日

車座講座 聞き書き小冊子が揃いました

 森林塾青水では、一泊二日の活動の際、宿泊先の夕食後、車座講座として藤原の自然や暮らしに詳しい地元の方や草原・自然・植物に専門的な知識をもつ会員の講座を開催しています。
 これまで、お試し講座「冬芽観察のポイント」:草野塾長、本番第1回「全国の野焼の実態」:増井幹事、第2回「藤原の山菜と暮らし」:阿部芳江さん、第3回「上ノ原の草花」:西村幹事、第4回「藤原茶飲み昔語り」:林ゑみ子さん、第5回「最後の茅葺き職人に聞く藤原の茅葺と生活」:阿部惣一郎さん、第6回「藤原の山河・自然に魅せられて」:中島仁三郎さんにお願いしました。
 講座といっても、お茶やお酒をいただきながら車座になって行うざっくばらんなものです。
 地元の方の話の場合は、いわゆる聞き語り調で、司会の質問に答える形でお話を聞き、参加者からも随時に自由な質問が出ます。各講座の様子と大まかな内容は活動報告で触れていますのでブログをご覧ください。
 会員の伊賀さんが地元の方の講座の聞き書きを申し出ていただき、第2、4、5,6回分を記録・編集した小冊子が揃いました。
 伊賀さんはテープ起こしから印刷、表紙装丁まで一人で丁寧にやっていただきおかげさまで写真のような素晴らしいものができました。藤原なまりや昔の地名などわからないところや自分が知りたいところは何度でも独自取材をされるなどご奮闘されています。
 この小冊子の一冊一冊の表紙は、伊賀さんが手描きされたそれぞれ違った草花や風景で描かれています。つまり、この世に一冊しかないものになっています。各講座とも10冊程度の制作ですので配布するわけにはいきませんが、古民家の文庫に置いて皆さんが手に取って読めるようにしたいと考えています。
 
 それぞれのお話の内容は、めったに聞けないものでしたので、その貴重な記録として、塾の知的財産となりました。
 伊賀さんのお骨折りに心から感謝申し上げます。

聞き書き集小冊子4偏




表紙は一冊毎に違う絵手紙風の草花や風景の絵が飾る


                                              文責 草野

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