2016年4月29日金曜日

野焼きを終わって           車座講座&雨呼山散策&茅スグリ


野焼きが終わり安堵の気持ちで迎えた夜の交流会、大活躍の消防団のメンバーでもあり、地元NPOの若手が4人とその奥さんたちが集まってくれました。この夜の車座講座は藤原集落育ちや都会からの移住者たちとの意見交換です。
車座講座:藤原の若者意見交換
 彼らのエネルギーが藤原を少しずつ変えていくことを感じる意見交換となりました(草野記)。

 
野焼きの翌日となる417日、二手に分かれ、一方は雨呼山を散策しました。今回は吉野家から歩いていき、古民家に降りるコースでした。山は遠目にはまだ冬の色ですが、実際に中に入って道を歩いてみると、膨らんだ木々の芽やいち早く咲く早春の花に春を感じられます。例年より日程が早いためショウジョウバカマは出ていないかとも思われましたが、山頂近くの斜面にいくつも顔を出しているのを見つけることができました。
 
ショウジョウバカマ
 
 尾根筋を歩いていくと、岩の上にしがみつくようにオオヤマザクラ、ミズナラ、イタヤカエデが生えている場所があり、さらにその真ん中にはゴヨウマツ(ヒメコマツ)の幼樹も育っていました。木々の生命力の強さにみんなで感心していました。 生命力といえば、今回は地元の子供と一緒に歩くことができ、坂道も元気に歩く彼の姿にも元気をもらいました。散策路の途中で見つけたのは、なんと、ヤマドリの尾羽!長くてきれいな模様は素敵な発見でした。

ヤマドリの忘れ物を見っけ!!

 頂上に着くと、ほぼ360度見渡すことができます。藤原集落もよく見え、どれが誰の家だなどと言い合いながら眺めていました。雨の予報でしたが、頂上では収まってくれたため、一息つきながら雄大な眺めを楽しむことができました。

集落を一望

 帰りは来たのとは反対の道から降り、石舞台や天狗の手割岩に寄り道しながら、古民家に戻ってきました。ゆったりと時間をかけて歩ききり、程よい疲れにじんわりとした満足感の残る散策となりました(西村記)。

  もう一つのグループは古民家で茅スグリです。囲炉裏に火をおこし3月にやった要領で茅スグリ、ここでも茅スグり道具が活躍しました。

茅スグリ
 
古民家の昼食

 そのあと2グループは古民家で吉野屋デリバリーの昼食をいただきました(草野記)。

 

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