2016年5月30日月曜日

5月定例活動 山菜採取編


 山菜組は、その日に宿泊する民宿Sの女将・Yさんの指導により、上ノ原の茅場東側のカラマツ林内で、山菜のミズを採取しました。

途中、上ノ原で見られる山野草についてのお話を聞きながら、茅場を抜けて木馬道に入り、ミズナラ林伐採試験地から炭焼き窯の前を抜けてカラマツ林へと進み、「ミズ」の群生している場所へ案内していただきました。ミズの公式な名前は、「ウワバミソウ」と言います。ウワバミは大蛇のことで、蛇が沢山いそうな湿地によく生えることから、この名前がついたそうです。実際に案内いただいたミズの群生地は、写真の通りシダの生い茂る沢筋で、蛇と遭遇しそうな環境。でも皆さんはミズについての説明を受けると、躊躇することなく沢筋へと降りてゆきました。
 
 

途中、アクシデントもあって、全員で山菜採りはできませんでしたが、採取したミズは充分な量。持ち帰ったミズを水汲み場の前に集め、全員で葉を落とす処理を行いました。
 



 

その日の夕食では、ミズのお浸しや炒め物はじめ、ワラビやコシアブラ、塾長が採取してきたニセアカシアの花など、採れたて、揚げたての山菜のてんぷらに舌鼓を打ったことは言うまでもありません。

上ノ原は山菜の宝庫です。守るべきルールを含めて楽しく学びながら、活用してゆきたいと思います。(稲 記)

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