2017年3月13日月曜日

キヤンドルナイト・雪原トレッキング・茅スグリ


 今年の藤原の積雪状況は平年並ですが昨年が極端に少なかったせいか多いように感じられます。
 村の人に聞くと「今年の冬と雪はおかしい、雨が降ったり、暖かい日が続いたかと思うと急に寒い日が来る、ドカ雪があったかと思えば雨が降ったりした」とのこと。
 スキー場もそのあおりか集客は思わしくなかったようです。
上ノ原の積雪も平年並み。
  
上ノ原の積雪、安全な野焼が出来そう

 青水の3月の活動は、11日、地元のNPO法人「奥利根水源ネットワーク」が行うキャンドルナイトのかまくらづくりなどをお手伝いして夜のイベントに参加するプログラム。

 今回は、朝日新聞のイベント欄を見ての初参加者が2人、決して大きくない紹介欄も興味がある人には目と心に留まるのですね。おかげで新たな青水ファンが増えます。朝日新聞に感謝です。
 埼玉からの体を動かすのが大好きな日帰り参加者Kさん。
7歳と5歳の姉弟がお祖母さん(孫たちはそう呼ばないで名前で呼ぶ)に連れられ参加して合計14人。今回は男性は大人3人、子供1人。女性陣に囲まれる夢のようなひととき・・・ん?

 1日目、宝台樹スキー場に着いた一行はさっそくお手伝い。バケツを使ったキャンドル台や鎌倉に穴を掘りキャンドルを置く作業、宝探しの宝物埋めなどをスタッフとしてお手伝い。
かまくらづくり


ぐんまちゃんも登場

4時からはセレモニー、その後キャンドル点灯の後一旦宿(樹林)に帰り
夕食。
 夕食後に再び会場に戻ると写真のようにかまくらがキャンドルで浮かび上がっていました。
キャンドルに浮かび上がるかまくら


 気温はグーッと下がり頭の芯まで冷えるようなじっとしていられないくらいの寒さ。そんな中でのプロチームの圧巻のファイアーダンスは寒さを忘れさせます。
寒い中でももろ肌出してファイヤーダンス


風があって期待した熱気球(手作りとのこと)は上がらなかったがフィナーレの花火が月に向かって豪勢に上がりました。
月と花火の競演


観客は約300人とのこと、今年も大成功。地元NPOの・企画力・行動力に脱帽です。
 一行は、宿の帰り冷えた体をお風呂で温め、こたつを囲んで男性は肩身の狭い交流会で盛り上がりました。

 2日目は、大幽洞までの雪原トレキングチームと古民家での茅スグリチームに分かれました。トレッキングチームは8時出発。往復約4時間のコースです。今年は積雪もあり雪が堅く歩きやすかったようで12時には登山口に降りてきました。
カラマツ林を往く

無事帰還


前日に大幽洞の氷筍は霊感が働いてうまく写真が撮れないとフェイクニュースを出しておいたのが効いたようで特に関心が大きかったようです。何事も興味があればですね・・・。うまく取れたと写真をいくつも見せられこちらとしては「してやったり」とニヤリ。この写真はあとで送ってもらう約束なので後日追加掲載します。

 さて、茅スグリの方は・・・。去年は昼食用にボタを宿にお願いしていましたが今年はぜんざいと甘酒を茅スグリをやりながら自前の昼食を作り、トレッキングチームと合流して古民家で食べることにしていました。ところが始めてみると、火を熾す、小豆を煮る、味付け、餅を焼く、甘酒を作るなどはけっこう大変で片手間に出来るものではなく茅スグリは断念。女性3人、私、それに子供たちがつきっきりで約3時間半の奮闘の末どうにか昼食に間に合いました。地元の小豆とO料理長の腕が発揮されておいしく出来上がり皆さんに喜んでいただけたようです。お餅も炭火焼でふっくらこんがりで格別でした。
料理長の味付け

炭火で小豆の香りと餅の香りが
文責 草野




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