9月29日(月)から30日(月)にかけてオプションプログラムで中之条に行ってきました。
9月の活動が終わった午後、参加者6人は上ノ原を後にして、絶好の秋晴れのなか新治街道を中之条に向かいました。沿道は、刈り取が終わって豊穣の証であるハザ架けが並ぶ風景が続いていました。
今回のオプションプログラムは、「中之条の自然・文化・風景とふれる気ままな旅」として活動に合わせて催行しました。
旧吾妻第三小学校 |
旅は、今回案内いただく町田工業町田さんとの待ち合わせ場所である伊参地区の「冨沢家住宅」から始まりました。そのあと中之条駅がある中之条地区に行き、中之条町歴史と民俗の博物館「ミュゼ」を訪れました。ここの建物は、明治18年(1885年)に開校された旧吾妻第三小学校の校舎で、群馬県の重要文化財に指定されていて、館内には中之条町を中心とした資料およそ6,000点あまりが、2階から原始・古代・中世・近世資料の順で展示され、1階では展示室別に、明治・大正・昭和資料、温泉資料、民俗資料などが飾られています。
懐かしい教室で児童に帰って |
休憩の後、本日のお宿がある四万温泉地区に向かいました。宿にチェックインする前に町田工業さんが修復施工中の「日向見薬師堂」を工事足場に登らせていただき見せてもらいました。この薬師堂の石垣の下からは温泉が自噴しているとのことでいかにも薬効がありそうな温泉です。
積善館本館 |
翌日は、朝、四万温泉の自然を満喫すべく周囲の散策をしましたがおりしも栗の実が沢山落ちていてまるで唱歌「里の秋」状態、今年は栗が豊作のようです。
伊参スタジオの展示物 |
また、神保家住宅の会場では大きな柱や梁の強靭な造りの和室にマッチする展示がありました。ここではカヤの実を沢山拾いました。カヤの実は食べられるし笛などに加工できます。
ビエンナーレ:http://nakanojo-biennale.com/
このほか、町田工業さんの茅の加工場も拝見し、集荷を待つきれいに加工された上ノ原の茅に再会しました。
出荷を待つ上ノ原の茅 |
今回は、お忙しい中、町田さんに2日間もお付き合いご案内いただきおかげ様で有意義な時間を過ごすことが出来ました、本当にありがとうございました。(文責 草野)
0 件のコメント:
コメントを投稿