2015年10月11日日曜日

茅スグリ道具を試作しました

 上ノ原で私たちボランティアが刈ったススキの茅ボッチは、地元の諏訪神社に寄贈され、屋根茅となっていますが、しょせん素人が刈ったもの、施工会社の社長さんの話では屋根茅として使えるのは(歩留まり)半分程だそうです。村の古老が刈ったものは7~8割ですのでかなりの開きがあります。
 そこで、今年からはできる限り品質のいいものを世に出そうということで、茅スグリをすることにしました。
 茅スグリとは、刈った束から、不要な葉の部分や雑草をスグリ出すことです。プロは鎌を使い器用に茅束をスグリますが、私たちにはむつかしいので、昔から藁スグリに使っていた道具があることを知り、茅用に試作してみました。
 写真がその試作品です。木製でブラシ型とT字型を作りました。どちらが使いやすいか10月の茅刈のとき試します。
制作には、水上工房の広川さんに協力いただきました。                草野記

茅スグリ試作品

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