地元住民の北山塾長から 「今年の諏訪神社のお祭りには獅子舞が奉納されます」とのお知らせをいただいたのが7月の幹事会、6年ぶりの獅子舞奉納の復活、この間、コロナ禍や担い手不足による休止となっていた。諏訪神社の獅子舞は藤原集落の上区、中区、下区が当番で行うしきたり、上・下区の担い手不足で休止され、今年は若者人口が多い中区の当番で6年ぶりの奉納が実現した。中区の皆さんのご苦労に頭が下がる思いである。
諏訪神社のお祭りには藤原中の人々が集まる、ふるさとを離れた人も久しぶりに帰郷する。青水の活動でほぼ1月に1回の頻度で藤原を訪れても離れた方はもちろん在郷の方も普段忙しくてなかなか逢えない。懐かしい人やお世話になった方にお祭りの日ならば会える。復活と聞いて、何が何でも駆けつけようと決めて清水初代塾長と川端顧問に声をかけたら待ってましたとばかりに賛同を得た。そして塾の若きエース藤岡和子副塾長も参加して塾から4人が前日の8月7日に藤原を訪れた。
この日は「パル」に宿泊、久保さんがバーベキューで歓迎してくれて思い出話や塾の課題を話し合う宵が更けていった。
8月8日、お祭り当日、まずは上ノ原に行き、ススキの生育具合などを見てから諏訪神社へ。
ススキの花 |
野ブドウ |
少しばかりの御寄進を奉納、やはり、思ったとおりお世話になった方や懐かしい方の顔がある。皆さんの顔が明るい、久しぶりの賑わいにうれしくなる。
この獅子舞がはじまったのは古く、建久2年(1191年)に源頼朝の家臣によって伝えられたという記録が残っている。この獅子舞が奉納される舞台はもともと地方歌舞伎が演じられていた歌舞伎舞台の茅葺きに青水が上ノ原の茅を寄進している。その屋根にも木や草が生えて少し朽ちている。そろそろ葺き替え時かもしれない。
幟旗がはためく境内 |
屋根の植物たちも観客 |
お祭りは神事のあと10時から司会の口上に始まり、獅子舞の幕の合間に幼稚園児のダンス、日本舞踊、歌謡曲などの芸達者な村人たちの余興が入り賑やか、獅子舞は「国久保」「耶魔懸り」「吉利」の3幕、一幕が30分から50分および暑い中での汗だくの熱演である。桟敷席から「いいぞ-」の声、拍手。そして沢山のおひねりが飛ぶ、伝統芸能、芸達者のオアフォーマンス、懐かしい人々、そしてにぎわい、やはり、祭りはこうでなくては・・・。
住民の方のパフォーマンス |
桟敷席 |
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