このFWの最終日(10月27日)に生徒たちはまとめをしました。
まとめには、携わったインストラクターも参加して指導することになっていて従来は塾から参加するのですが、今年は日程の都合で、「草原であそぼう」を指導した藤岡さんに参加してもらいました。その藤岡さんの報告です。
このまとめ、ややもすると事前にネットなどで調べたダムや森林の働きなどをまとめる生徒が少なからずいます。事前の調べは悪いことではありませんが、ネットで調べたことと実際に見て、聞いて、体験して、触れたことは大きく違うはずです。インストラクターもそのように指導するよう心がけていますし、プログラムも改良しています。まとめでは、事前調べをもとにしてもいいが感じたことを自分の感性と言葉でまとめるてくれたらいいなーと考えています。毎年そのような「きらりと光る」まとめ方をする生徒を見てはいますがおおかたは事前に調べたことにこだわってしまいがちです。
草原からハガキを出そう |
触れる葉っぱの音の違いに気付くとは!! 「見えない上ノ原」 |
デザインも素晴らしい |
ところが藤岡さんが感じた今年のまとめで、素晴らしい感性でまとめた生徒が多かったようです。
例えば、①茅刈からビッチの作り方をイラストにした生徒②茅刈の様子(茅を使って縛るむつかしい作業を上手にやった生徒③それを観察して凄いと感心した生徒④茅編みの時自分なりの掛け声を考案してやった生徒⑤水、森林、ダムがつながって自分たちの生活を支えていることを気付き相関図にした生徒⑥見えない上ノ原で、葉によって違う音、臭いの変化を感じた生徒など素晴らしい気付きをしていたようです。
茅刈~ボッチの作り方をイラストに |
森林とダムなどの相関図 |
中には、「普段の生活では経験できないこと」「水の大切さがわかった」「ダムは大事」「草原にしかないものがある」など具体的でない感想もあったようですが藤岡さんが「どんな体験をした?」{冷たかった?」「怖かった?」「何があった?」などと突っ込んで指導してくれたようです。
また、草原であそぼうでは、あらかじめ与えた遊びだけでなくボッチ隠れ鬼ごっこや草原の黒ボクの地面を掘って遺跡発掘を試みたようです。この二人は何を発見したのでしょうか。
茅ボッチの中での鬼ごっこ |
この土の黒さには何かありそうだぞ |
このような感想や発想があったことを聞いてやりがいを感じています。
報告 藤岡和子 文責 草野
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