今年2回目の活動は9月5日、6日に16名の参加者で、ミズナラ林・ゆるぶの森整備-「こころ」と「からだ」を癒す森林アメニティ-体験-を 実施しました。
炎暑と新型コロナウイルスがまるで競うかのように私たちの生活を脅かす中、涼しい上ノ原の草原・森林でコロナ禍を忘れたひとときが 過ごせたら・・と企画した森林作業(伐採と歩道修理)と森林浴を組み合わせた森林アメニティー活動です。 今回も密にならないように会員限定としたところ、新規入会者3名が早速参加してくれました。この3名は藤原への移住希望者で北山さんの紹介で 塾の存在を知って入会。このように、塾が藤原の移住者たちのサロンみたいになってくれたら地元の活動者が増えるので、移住者の増加と塾の活動の活性化が両立することになります。
さて、作業は、今にも雨が降り出しそうな中、まずチェンソーによる伐倒作業のお手本を北山さんの指導で行いました。その際、倒れにくい木 の伐採、伐倒木を倒したい方向に確実に倒すため、掛かり木をはずすための安全作業道具として「チルホール」の実演を行いました。また、 そのために伐倒木にロープをかける場合のツリークライミングも実演してくれました。チルホールの使い方のイラストを挙げておきます。
この時期の上野原
チルホールを使って伐倒
空模様が怪しくなってきたので本格的な伐倒作業は明日に回して早めに散策をすることにしました。やはり、途中で雨に降られました。
それもかなり強い雨です。時雨にしたら30mmはあったでしょう。激しい雨は葉っぱに止められることなく林内雨となってかなり繁茂した葉っぱの下でもすぐにずぶ濡れになってしまいました。久しぶりの全身ずぶ濡れを体験しました。でもなんだかすがすがしい気持ちでした。最近の嫌なことがすべて洗い流されたような「禊」を受けたような気分とはこんなものでしょうか。作業は中止して宿に帰り、着替えて、新規加入者を交えて交流会を行いました。この夜予定した上ノ原での野外交流会とシカウオッチングは中止となりました。
2日目は、天気も回復し、予定した遊歩道の修理と、キノコ原木と薪材の伐採です。遊歩道のそばに座観場所を確保すべくミズナラの立木を伐採しました。この時も後で動かさないでいいようにチルホールを使い遊歩道に平行になるように伐倒方向を誘導しましたがあいにくかかり木となりましたが安全に倒すことができ、その後みんなで座り心地を確かめました。
座観場所に設置されたミズナラの伐倒木
文責 草野
こもんず村のブログを、有難うございました。いつもながら草野さんの名文には低頭いたします。状況をよく知ることが出来ました。
返信削除この投稿で行くかどうか分かりませんので、短い文章でお許しください。有難うございました。