2010年4月28日水曜日

野焼き

4月25日、前日降雪に見舞われ順延した野焼きが今年も無事終了しました。参加者は悪条件下にも拘わらず、2日間延べ150人(25日の実測75人×2日)でした。
●これは、草野塾頭の周到なる事前準備、幹事・スタッフへの適正なる役割配分のもと、地元ならびに町役場の全面的協力を得つつ、幹事諸兄が一致協力して役割分担に徹した賜物であります。これなくして、降雪による順延に加え地元集落の相重なる葬儀といった悪条件にも拘わらず、さしたる混乱もなく連続無事故7年の金字塔はあり得なかったものと確信します。本当にご苦労さまでした。火入れ責任者として深く感謝申上げる次第です。
●加えて、今回は以下の画期的かつ嬉しい収穫がありました。
1.地元の民宿・ホテルの2代目経営者3名が参加、当塾学生会員6名が草原デビューするなど、次代を担う若者たちが戦列に加わってくれた2.85歳の吉野かつみさんがひ孫5人と共に来場、「藤原に嫁に来て初めて野焼きを見た!」と感動。正に、老壮青4代がススキ草原で入り会う光景が現出。3.24?25日の両日にわたり、志援企業6社のトップが応援に駆けつけてくれ流域コモンズが動き出した4.7人の早稲田環境塾OBが参加、うち1名は学生会員を率いて古民家再生活動の下調べを始めるなど、当塾とのコラボレーション事業が始動した5.地元民宿・ホテルが初めて、宿泊客をフイールドに案内してくれた、などです.
●一方、今後の課題も浮き彫りになりました。例年不順な天候下で持続的かつ確実に野焼きを実施していくためのよりよい方法の検討(例えば、雪によらない防火帯づくり)などです。今期、町役場ならびに地元との要協議事項と考えます。
(2010.4.27清水,記)

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