これは平日に行う定例活動ですので会員にボランティア出役を呼び掛けました。
この日、都合をつけて出役いただいた方は、S顧問、Mさんに私を入れて3名。
暑い最中の炎天下の作業ですので無理は言えません。作業量的には4名いもいればとの見積もりでしたので、3名には少し負担が大きいかもしれません。
しかし、この日は台風余波もあって上ノ原は曇天、気温も23度と低く作業環境は良い方でした。
作業前に降雨もあって雨具をつけることになり、12時過ぎ、早めの昼食の後、万全の支度を整え刈払機で刈り始めました。
万全の支度だが暑い |
曇天で気温は低いとはいえ、湿度が高く、刈り始めてすぐに全身が汗びっしょりとなります。防虫網と防護メガネの曇りで視界が悪く足元が悪い状態での刈払は難儀します。
3名とも40,50年代式エンジンの所有者ですので足腰の衰えは明らか、小休息と水分補給をしながらの奮闘となりました。1時間もすると熱中症気味になってしまい、寝ころんでしばらく休憩するはめになりました。
足元を確保しながら刈払い |
時折、ススキの中にはヤマユリが可憐な姿を見せたので、刈り残しておきました。
ヤマユリを愛でる余裕? |
3名の奮闘のおかげで予定通りの刈払いが終わりました。刈払い後はいつも達成感があるものですが今回は疲労感が強く残りました。この日の水分補給は2リットルでした。
達成感より疲労感が |
この時期の防火帯刈払いは、気候的にもつらいですが大事な作業です。この時期に刈ると刈った草が秋までに腐食して枯れ草とならず火入れの際の可燃物になりません。また、この時期、ススキの地上部を刈ることにより地下茎に養分を貯えないので、毎年刈っていればススキも衰退して防火帯としての機能が発揮されます。
できればもう少し早い時期がいいのですが・・・。
文責 草野
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