2025年11月9日日曜日

2025年11月8日~9日 茅刈り

 🌾受けつないでいく🌾

群馬県みなかみ町藤原上ノ原入会地茅場

11/8.9に茅刈りイベントが行われました。


今年は、飲・水・思・源の4グループに分けて、半日丸々茅刈り講座を開きました。

講座にしたのは、去年の茅出しで降ろしたボッチの大きさがバラバラだったこと。5束で1ボッチですが、中には古老の1束に満たないボッチもありました。2017年までは、茅の出荷量の約90%は、藤原古老茅刈り衆が担っていました。他から来るボランティアの茅刈りは、1年でイベント日のたった5時間だけです。

塾の幹事たちは、年々古老たちが刈れなくなり、刈り束数確保に躍起になってしまっていたのです。古老たちは、イベントの時には、自分のボッチは立てず、丸半日指導に徹してくれていたことを思い出しました。『受けつなぐこと』に力を注いでいたのです。藤原刈りをつなぐには、躍起になっちゃぁ続かないと、バラバラなボッチをトラックに積みながら気づかされました。

11/8

茅刈りイベント当日。木々が橙、黄金と色づき晴天に映えた快晴。

まずは塾長のデモンストレーションから始まります。今年は、古老萬枝さんの顔が見えません。萬枝節が聞けず残念。

でも、2020年まで茅の嫁入り先だった、町田工業から2人刈り手がお越し下さいました。

さあ!!グループに別れて実践です。

1束の大きさが直径20cmに揃うように、目安紐(下から6割のところを計測)を配りました。これで、ある程度均一された束が出来上がります。4グループの講師陣たちは各々「脇に抱えながら鎌をこう引いて、、」

ザッザッザッまるけて刈る藤原刈りを間近で披露。参加者は、作業から生まれる細かな疑問もすぐに尋ねていける環境です。

「どうですか?」

と尋ねれば

「気持ちいい。」「楽しいです」

と上ノ原を気に入ってくれた様子の返事ばかり返ってきます。

3時のお茶は、上ノ原入会の森のクロモジ茶を淹れました。お茶うけは、5/31の活動で収穫し、塩漬けにしていた蕨を、たたき味噌と梅醤油はちみつ漬けにしたものをご用意しました。「いい香り」「美味しいです」香り、胃袋からも茅場を味わいました。残り40分、夕日にススキが染まる頃に作業終了。

 今宵の宿は、昨年の茅刈りイベントと同じロッジ『とんち』にお世話になります。地味溢れる料理に舌鼓。夕食には、町田工業社長:町田守俊氏も参加され、塾長と何やら茅談義に花が咲いています。車座講座は、まず、北山塾長から自然共生サイト登録認定について。続いて、メインの町田社長による『町田工業茅葺き事情近年史』屋根の形から年代を割り出したり、外観だけでは測れない、開けてみないと分からない茅葺きの葺き方などなど。興味深い内容に質問が止みません。車座講座歴代1位の2時間!!22時を前に半ば強制的に終了しました。興奮覚めず部屋に戻っても茅談義となりました。

 9日は朝から雨。小降りのまま降り続く予報です。雨の中の作業で茅刈りが嫌いになってしまわぬよう。茅刈りは、希望者のみ。入会の森散策をメインプログラムとしました。散策は草野顧問、稲事務長にお願いしました。茅刈りは、藤岡副塾長が先導して、4名が茅刈りに立候補。暫く刈っていると雨が止み、乾くと刈りやすいんだと肌で感じます。11時作業&散策終了。

ふみ子さんマルシェへ。生憎の天気なので、いつもの茅場青空マルシェではなく、集会所遊山館で開きました。館内に入ったとたん、ツルウウメモドキノタペストリーや、ふみ子さん栽培の観賞用ベジタブルブーケに、野花のドライフラワー花籠などなど。パッと場が明るくなるふみ子さんワールドが出迎えてくれました。もちろんお野菜やお豆、手芸品もあります。全てふみ子さんの作品たち。

今年は、技術向上に力を入れたのでボッチ券はあまり発行出来ませんでしたが、勿論現金払いOK!

両手いっぱいの藤原土産となりました。

【報告】イベント刈り数 36ボッチ

鎌は引くまるけて茅刈り

ススキとススキのとも縛り

この藤原刈りの術を受けつないでいこう

さあ!次は茅出し 山之口終いです



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