連携プログラムレポート
【1/12 菅生沼の野焼き】
森林塾青水枠は小貝川と同じ10名。若干のメンバー変動もあり、見学のみの方も含め10名の参加となりました。
菅生沼の野焼きも、小貝川の野焼き同様、沼周辺に自生する希少種や絶滅危惧種の保全が目的で行われています。小貝川の野焼きと異なることは、菅生沼地区では、野焼き文化が根付いていた地域だったということです。地域住民での継承が難しくなった30年程前より、茨城県自然博物館が引き継ぎ培ってきました。
12日朝。
昨日に続き、上ノ原で出会った顔がちらほら。「お久し振りです。今年もよろしくお願いします。」と年始のご挨拶。連絡を取り合っていなくても、草原あるところに集う面々。茅・野鳥・草花・蜂・昆虫と多岐に渡る草原ネットワークは、益々厚みを増してきていると感じます。
更に、野焼き三銃士:小幡 和男氏(茨城県霞ヶ浦環境科学センター) 津田 智氏(自然学術の村こしみず村長/ファイヤーエコロジー研究者) 西廣 淳氏(国立環境研究所気候変動適応センター副センター長)が揃い踏み。
この日も昼頃から強風になる予報です。集合時間には、既に風速5m。野焼き実行ギリギリの風速ですが、主催:茨城県自然博物館の事前準備と三銃士の存在が、野焼き成功へ信頼を寄せます。
各団体の紹介後、早速ヤナギ並木の草刈りと刈り草の除去作業に入りました。恒例の小幡氏による野焼きの効果についての説明は、風が強くなる前に焼き払いたいとの意向で末黒野になってから。
午前10時着火。西廣氏が先頭指揮。
風に押された炎で生まれる上昇気流
勢いを増す炎
天に立ち昇る黒煙
頬を撫でる熱風
着々と末黒野が広がり
つむじ風が渦を巻き
末黒野の煤を巻き上げる
防火帯が活き、野焼き予定地3エリアが末黒野になりました。しかし、予測を超えた火柱の高さで、数本のヤナギの立木に燃え移り、燻っています。ここで、大活躍だったのが、我ら現塾長北山氏。今年初参加にも関わらず野焼き中は、ジェットシューターを背負い、火付け役の側に付き動き回った後、自伐林業の技で、燃え移った幹を伐っていき、食い止めます。切り落としたまだ燃えている丸太は、沼にドボン。
こうして、関連団体が一致団結した菅生沼の野焼きとなりました。










