2026年1月11日日曜日

2026年1月11日 小貝川の野焼き

 連携プログラムレポート

【1/11 小貝川の野焼き】

小貝川の野焼きは、河川敷に自生する希少植物や絶滅危惧種(タチスミレ マイヅルテンナンショウ ゴマノハクサ フジバカマ ヒメアマナ トネハナヤスリ ハナムグラ エキサイゼリ 等)の保全が目的で、約30年前に地元『自然友の会』が主催となり、行政や専門機関と連携して始まりました。

以前は、上流にダムなどの水量管理する施設などなく、川の増水で枯れ草を流したり、生活するための牛の餌や堆肥を作るために、下草刈りをする人々がいました。

技術の向上と生活様式の変化が『守らなければ消えてしまう植物』希少植物・絶滅危惧種を生み出したのです。

いろいろな団体が集う小貝川の野焼き。森林塾青水枠は10名。今年は9名の参加です。

朝9:00開会式。各団体の挨拶で結束を高めます。その後、防火帯を事前に主催側が刈り払っていた草の掻き出しと、燃焼エリア内に生える樹木周囲の草刈り作業を行いました。

 この日、常総市には、午後強風が吹くとの予報が発令。安全のため、午前中に野焼きの全てを終えなくてはなりません。エリアは3つ。第1エリアは2分して着火することに。まず1つ目に火が入りました。風も吹いているのかしら?という微風。炎は、比較的小さい。湿っていたのか燻るオギ。燃え残って沈下する部分もあります。

最終沈下を待たずに第1エリア2に着火。

すると、勢いよく炎が立ち、上昇気流が生まれ、一気に草を焼いていきます。

「ジェットシューター!奥へ!」

叫ぶ指揮官。申請外エリアに火が入っています。駆け寄るジェットシューター隊。青水からも2名背負っていたので駆けつけます。指揮官の指示の元、火の裏に周り、燃焼を食い止めるべく、まだ燃えぬオギへ放水。ジェットシューター隊と指揮官の働き、野バラの群生が炎を食い止めました。

消防署から通達により、エリア2・3の野焼きは中止。このままでは、枯れ草や落ち葉の重みで希少種は発芽しません。刈り払いによる草刈りと、熊手・レイキによる掻き出し作業になりました。作業は、各エリア45分。みんな良い汗を掻きました。焼いてしまえばものの10分で末黒野になり、発芽を促します。『先人の知恵』野焼きの大切さを再実感した小貝川の野焼きとなりました。


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