5月10日、野焼きから2週間経った上ノ原の様子をみにいった。火入れ効果は歴然だった。写真の黒っぽい部分が焼いたところ、白っぽい部分は雪の下に埋まっていて火が入らなかったところ。
(写真1)
近寄ってみると、火入れエリアには早くもススキの緑の新芽がすくすくと伸びている。(写真2)
ところによっては、花を求めて小さな蜂(?)が早くも出没!(写真3)
今年の野焼きは(4月25日実施)、前日の春雪のお陰で盛大に燃え上るというにはほど遠かった。そのためか、昨年にくらべるとススキたちの芽生えも力強さに欠けるように感じたのは気のせいか・・・。1週間後もう一度来て、昨年の3週間後時点と比べてみたいものだ。
一服点けて紫煙の彼方、林縁部に目をやる。山桜が見ごろで、ミズナラやブナの早緑と織りなすグラデーションはまことに美しいかぎり。(写真4)
クロモジの新緑の先を遠望すると、そこには残雪を抱いた朝日連峰が威風堂々と聳えていた。(写真5)
独り楽しむには勿体ないくらい、ゆったりとした至福のひと時であった。(2010.5.11清水、記)
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