2016年1月13日水曜日

新年のご挨拶


森林塾青水関係者の皆様

新年あけましておめでとうございます。

私たちのフィールドである藤原上ノ原の茅場は、野焼きや茅刈をコツコツと続けてきた甲斐もあって、昆虫や植物たちにとって安心して繁殖し、暮らせる楽園となりつつあるようです。

 まさしく「継続はチカラ」が生み出した「タカラ」のひとつとして「生き物で賑わう」豊かな生態系が出来つつあります。ここでは昆虫や草花たちがお互いの関わり合いの中で彼らもまた茅場を守っていてくれています。

 これに、私たち「ひと」が、都市住民としてあるいは地元住民として上手にかかわって「ひとと生き物で賑わう上ノ原」になれば、みなかみ町ばかりでなく利根川流域のタカラになるでしょう。 人に守られた茅場でヒメシジミが安心していつまでも乱舞できる上ノ原にしたいものです。 上ノ原のヒメシジミに会いに行きましょう。

上ノ原のシンボル昆虫として勝手に決めた「ヒメシジミ」の写真を見ながら元旦にこんなことを思いました。
 上ノ原は、昨年12月18日 環境省「生物多様性保全上重要な里地里山」の一つに選定されました。 

シンボル昆虫のことはホームページにも掲載しました。


今年も、上ノ原茅場の再生活動にご協力をよろしくお願いします。

                           20161.1 塾長 草野洋
ナワシロイチゴに群がるヒメシジミ



トリアシショウマとヒメシジミ

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