
建設中の仮設住宅


6月11日開催された全国草原再生ネットワークでご面識を得た茅葺文化協会の上野弥智代理事から、「断熱材用のカヤが足りなくなって困っているが、森林塾青水で何とか融通していただけませんか」とのお電話をいただいたのは6月14日のことでした。先ずは、旅先の徳島から町田社長に電話でカヤの保管場所を確認。帰宅後、18日~20日の3日間で地元藤原に出向き、区長、諏訪神社屋根替え実行委員会や氏子総代、みなかみ町役場関係各位に事の次第を報告、被災地のために供出することにつき気持ちよくご了解をいただきました。
7月7日は、建設予定地・会津若松より4トン車を駆って屈強の会津男児2名が来られ、上野理事ならびに町役場の木村マネージャー、藤原区代表の吉野一幸さん、中島真人さんが立ち会い、小生も含め7名で積み込み作業をしました。蒸し暑い日中でしたが、意気に感じてやっていたので気持ちよく作業を終えることが出来ました。



これで、上ノ原のカヤの用途がまた一つ増えることになりました。これまでの文化財建造物の屋根材、この夏に予定している野菜・果物のマルチ材と肥料。そして、このたびの断熱材。ご縁を取り持っていただいた草原再生ネットワーク、お声掛けをいただいた茅葺文化協会・上野理事、快くご理解ご協力いただいた藤原区ならびにみなかみ町役場の皆さまのお陰さまのこと。この場をかりて、厚く感謝申上げたい。
そして、藤原区の皆さまへ:10月には、今回供出いただいた366束以上を必ずお返しいたします!
2011.7.8(清水)
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