5月19日、柏市の麗澤中学校1年生を対象とした樹木観察会が行われました。森林塾青水はそのコーディネート、インストラクターとして協力をしています。
心配していた天気もなんとかもち、例年通り外で実施できてひと安心。
最初に先生、生徒、インストラクター全員が広場に集合して、挨拶と今日の説明を行います。生徒たちの顔が見える最初の時間、どんな子たちなんだろう、と毎年楽しみです。
樹木や自然について観察し学ぶことはもちろんですが、五感を使って自分でみつけたこと、気づいたこと、考えたことを大事にしてほしい。人と違っていたり、間違っていたりしてもいい。それが観察会の趣旨です。
まだ小学校を卒業したばかりの子たちですが、生徒が見つけたものから話を始めて少しずつ説明すると、すっと聞いてくれます。(でも、新しい虫が見つかると話が中断されたりします)
種の飛ばし方、成長の仕方、花と虫の関係、土のはたらきなど、大事なことを少しだけ話して、観察してもらいます。
2時間ほどの観察を通して少しは自然に親しんでもらえたのかなと思います。
最初は腐葉土のある木立の中に入ることすらためらっていた子が、最後の方には腐った木を拾って虫を眺めていたのが印象的でした。
拾ったダンゴムシをずっと手に乗せている子もいました。
最後には教室に戻ってまとめを行います。拾ってきた葉っぱや種などを使って、色とりどりの発表原稿を作っていました。生徒ごと、グループごとに着眼点が違うのが面白いなと思います。
例年楽しみにしている生徒も多いというこの観察会、少しでもいいものにできていたら嬉しいです。感想の紙を書いてもらったので読むのが楽しみです。
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