2026年5月3日日曜日

2026年5月3日 野焼き

 上ノ原の野焼き

=つなぐ・ひろがる・草原と人の縁=

飲水思源

コップ一杯の水を飲んだらその源を思うべし

茅場と森の再生と活用に取り組みつづけて

今年で22年目。入会仕事ことはじめ『野焼き』

5/2~5/4で実施しました。

【いよいよ野焼き当日】



火入れ予定の4日が雨と分かり、急遽3日に前倒しできたのは、火入れの申請を3.4日提出していたからです。しかし、実施するには、消防団員を集めなくてはなりません。消防団がいなければ、天候が良くても中止です。ゴールデンウィークの真っ只中、藤原消防団は、皆さん民宿などの家業持ち。そんな稼ぎ時に、なんと4名も集ってくれました。感謝しかありません。まさに、地元、都市部ボランティア、行政が協力して行う、流域一丸となったコモンズ野焼きです。



正午過ぎ。70名を越える参加者が揃いました。開会式です。まず、塾長北山の開会宣言。続きまして、みなかみ町代表、みなかみ町町長阿部賢一氏の挨拶を承りました。地元代表は、消防服が様になっている消防団石垣さん。一家で移住し、地元に溶け込んだ青年です。



【山の口開け神事】

入会仕事ことはじめ

22年前、地元古老たちから、何があっても忘れるな。忘れたら山の恩恵はない!と伝承された大切な神事です。山の十二様へ一年の上ノ原での活動が無事に行われることを祈願します。皆、十二様の足跡石の前に並び会釈の姿勢を保ち、塾長の祝詞の奏上。塾長に習い二拝二拍手一拝。そして、直会を行いました。



【火入れ】

火入れ前に、今年の指揮者、公益社団法人阿蘇グリーンストック専務理事:増井太樹さんから、火入れについての説明と段取り、注意事項のレクチャーを受けました。そして、野焼きエリアを全員で歩き、全体像を把握。共有しました。



さあ!火入れです。

昨今の山火事ニュースや、2026年3月6日の消防法改正施行を受け、着火隊、ジェットシューター隊(水を背負い火を消す機材)、レイキ隊、見守り隊、消防団役割を分担し、個人での仕事を明確化。さらに各部隊にリーダーを配置し、徹底した安全対策を取ります。

「山火事と野焼きの違い分かりますか?山火事は、予期せぬ事象。野焼きは、火をコントロールするんです。」と、増井太樹さん。



第1エリア着火

指揮者は

地形を見て、風を読む

炎を読み、人を動かす 

野焼きはオーケストラ



点火され中心に燃え進む炎

上昇気流を生み

もくもく立ち昇る煙


集う人々も

全身でタクトする指揮者を見て

おのれの命を守り

火の向こうにある

これから芽吹く自然を読む



炎が過ぎればそこは炭

黒く広がる末黒野

秋の茅刈りに思いは馳せる

16時30分。予定地5エリアすべて、末黒野になりました。



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