第4回「コモンズ村ふじわら」は9月18,19日の両日、秋晴れの下で行われた。
18日ミズナラ林の伐採個所を踏査している時上ノ原の獣人カモシカと遭遇。
彼は私たちと一定の距離を保ちこちらを時々見つめながらゆうゆうとタニウツギの葉を食べていた。こちらも動かず絶好の被写体と写真撮影。そのうちやはり居心地わるいのか遠巻きに斜面を移動藪の中に消えた。その間7分ほど。このカモシカ君、「ほたか」と名付けておこう。
そしてもう一つの遭遇、19日の作業が終わる11時半ごろのこと、そろそろ幸新に移動して昼食と仕度仕掛けた時、一台の赤い車が広場に入ってきた。
出てきたのは男性の外国人。作業着姿の我々に興味をしましたのか流暢な日本語で「ここで何しているのですか」と話しかけてきた。日本語が話せるのならば問題ない。上ノ原のススキ草原の経緯、野焼きや茅刈り、屋根材として利用していることなどを話す。
彼はM.Tという名前でドイツ人とのこと。M.Tさんは上ノ原の景色が気に入って何度も来ているとのこと。
そこに作業から帰ってきた塾長が会話に入り、青水の活動を説明して、会員勧誘のパンフを渡し、10月のコモンズ村ふじわらへの参加を促す。これらの説明になると流暢に日本語を操るM.Tさんでも理解は難しいらしく、英会話を駆使したりSさんの通訳を介しての会話となった。そして塾長曰く「ここの草原はただの自然の景色ではない、人と暮らしが関わった風景である」。この上ノ原草原の神髄が通じたことを願うとともに
青水の外国人会員第1号を実現させたいものです。M.Tさん連絡待っています。
一緒に上ノ原の風景を堪能しましょう。
尾花振り すきすきススキ 迎えけり -GFO-
0 件のコメント:
コメントを投稿